定番は「古い」のか…

 

ma-maよりご挨拶申し上げます。

 

私たちのいわゆる「ファッション業界」という世界は

 

常に”トレンド”という空想世界の”イキモノ”を常に

 

追っている様で辟易としてしまうものです。

 

 

それは、お客様の立場であっても同様で、

 

例えば、昨年は着丈短めがトレンドですよ！と

 

声高に各媒体、お店屋さんでPRされていたのに、

 

舌の根も乾かぬうちに、今年は長めの着丈がトレンド

 

ですよ！と全く意に返さずPRされてしまう所なんかは

 

この業界のブラック体質さを感じてしまうものです。

 

さて本題である。

 

私がこの業界に入って20年近くが経過しようとは

 

誰も意興味の無い事ではありますが、

 

その頃から存在した

 

もっと言えば…

 

今は惜しまれつつ、ショップ運営を終えられた

 

ギンザのサエグサ様の創業時には既にデザインソースと

 

して確立されていた、すなわち150年以上も前から

 

存在したワンピースの「かたち」。

 

いわゆる「白エリ」のワンピースである。

 

もちろん胸元にはスモッキングが施されています。

 

ダブル襟でボリューム感が演出します。

Kidiwi ワンピース ＿  1A【1歳用】〜 ＿  20,350yen 〜

 

さて、こちらのワンピース、

 

人によって様々な見解があると思いますが、

 

20年近くこの世界にいて、

 

毎シーズン、展示会場に行けば

 

どこかのブランドが必ず展開している定番デザイン。

 

にも関わらず、懐かしさは感じても

 

不思議と古さは感じません。

 

 

ERMANNO SCERVINOやPHILOSOPHYなど

 

いわゆるハイブランドのキッズラインも多く扱っていますが、

 

こういった「定番」ものこそ、

 

次の時代に伝えていかなければ行けないのかも知れません。

 

 

 

ma-ma

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